こんにちは!ソーイチです。
最近はサラリーマンオワコン説やSNS上でもサラリーマンに対してマウントをとったり、自分で稼ぐ力がない!なんていう風当たりの強い意見を良く目にします。
確かに終身雇用が確実に厳しくなっていくこの世の中でサラリーマン一本でぬくぬくとしているのは少しリスクがあるようにも思います。
しかし、果たしてサラリーマンは本当にオワコンなんでしょうか?
「サラリーマンは思考停止だ!」
「サラリーマンは成長できない!」
今回はこんな意見がたくさんある中で、私の考えを少し記事にしてみたいと思います。
結論を先にいうと記事タイトルの通りです。

★とにかくサラリーマンでいることいが嫌で脱サラを考えている人
★サラリーマンをしつつ、副業を頑張っていこうと思っている人
本当に「終身雇用が終わる=サラリーマンがオワコン」なのか?
終身雇用の時代が終わりをむかえることに対しての準備
終身雇用の時代が終わりをむかえようとしている今日、「脱サラ」や「副業」というワードがSNS上や書店でよく見かけるようになったことは誰しも感じられるのではないでしょうか?
SNSやブログ、YouTubeなどでも終身雇用が終わったことにより、サラリーマンがオワコンであるという様な内容の発信が増えてきたのは紛れもない事実です。
またそれに触発されたように勢いで脱サラしたり、副業をはじめたり、SNSのマネタイズをするような人たちが爆発的に増えています。
そもそも「マネタイズ」という言葉もここ数年になって良く見かけるようになった感じです。
マネタイズとは、無料のSNSサービスを収益化するようなことを意味して使われていますが、本来の意味は「貨幣を鋳造する」「通貨を発行する」といったような意味のようです。
確かに無料のサービスから収益を生むという意味では「貨幣を鋳造する」と言っても過言ではないように思います。
では、本当にサラリーマンはオワコンなのでしょうか?
終身雇用が終わるとはいえ、それを自分ごととして本当に捉えているか?
終身雇用が終わるといったニュースや記事、コンテンツはテレビやインターネットを通して私たちのもとにたくさん入ってきます。
それを見てあなたは実際にどう感じているでしょうか?
私は正直「ふ〜ん、そうなんだ〜」くらいにしか思っていません。
さすがに危機感がなさすぎるのではないかとも思いますが、実際に終身雇用が終わるといわれている状況で、危機感をどこまで感じている人がいるのかは疑問です。
もしかしたら明日明後日、もしくはそこまで急ではなくても1年後2年後にはリストラされてしまうかもしれないということを本心で思っている人って実はそんなに多くないのではないかと思います。
もちろんサラリーマンとひとくくりにしても、大企業から中小企業、ベンチャーと規模も様々ですし、当然業界もそれぞれ違います。
そんな様々な環境の中で本当に危機感を感じている人もいるのは事実だと思います。
しかし世の中で騒がれているほど、現状サラリーマンをしている人みんながリストラを自分ごととして捉えているかというとそれは違うのではないかということです。
終身雇用はサラリーマンから脱却する為の一つの口実にすぎないのでは?
終身雇用が終了することを理由にサラリーマンを否定する人は恐らくですが、そもそもサラリーマンが嫌い、もしくは辛いから逃げ出したいのではないでしょうか。
もちろん全ての人がそうというわけではないと思います。
しかし、そんな感じの雰囲気を感じることが多いのも事実です。
また、脱サラを目指したり副業をはじめた理由にもサラリーマンだげでは将来が不安だからという理由を良く聞きます。
確かに副業を始める理由としてサラリーマン一本では将来が不安というのは分かります。
でも脱サラはどうでしょう?
将来リストラされるリスクと見切り発車で脱サラして失敗するリスク、どちらが大きいかを考えると、私はサラリーマンを続けた方がリスクだけで考えたら低いのではないかと思ってしまいます。
サラリーマンが嫌なら辞めればいい
サラリーマンを辞めたければ辞めたらいいんです。
そんな終身雇用で将来が不安だからとか綺麗で合理的な理由を並べないで、嫌だから辞める。
それでいいんじゃないでしょうか。
「終身雇用終了=サラリーマンはオワコン」
この意見はどうしてもサラリーマンを批判したいだけのこじつけに聞こえてしまうんですよね。
実際、私も脱サラを目標にやっておりますが、ぶっちゃけ終身雇用が終わるとか本当にどうでもよくて、もっと自由な時間が欲しいから辞めたい。ただそれだけの理由です。笑
サラリーマンであることがブランド化されつつある
今まではサラリーマンという肩書きに価値はなかった
十数年前までは大学を卒業したら企業に就職して、一生をその企業で勤めあげる。
これがいわば社会人のデフォルトでした。
誰もがサラリーマンとして生涯を一つの企業の為に捧げることがある意味当たり前だった時代です。
みんながみんなサラリーマンでいることになんの疑問も持っていなかった為、サラリーマンでいることに何か価値があるかというとなかったと思います。
副業時代に突入し、サラリーマン×副業というスタイルが確立されつつある
様々な企業で副業が解禁され、最近は副業に対しての関心が一気に高まってきています。
SNSでも、ブログやアフィリエイト、せどりやtwitterのマネタイズなど様々な副業に関する情報をキャッチすることができるようになりました。
そんな中でも目立っているが「サラリーマン×○○」といった感じでサラリーマンを続けながら+αで副業をはじめるというスタイルです。
サラリーマン×ブロガーだったり、サラリーマン×YouTuberだったり、サラリーマン×インフルエンサーだったりみたいな感じですね。
現状まだまだサラリーマンとフリーランスであれば、サラリーマン人口の方が圧倒的に多いです。
その為、SNS上ではサラリーマンをやりながら他にも色々挑戦してます!みたいな感じの方が、共感も集めやすいのではないでしょうか?
そう遠くない未来、サラリーマンが少数派になったらどうなるか?
今後、本当に終身雇用が終了することが現実的になって、リストラやAI技術の進化によってサラリーマン人口が減った時、サラリーマンという肩書きはどうなるでしょうか?
副業にますます注目が集まり、副業することが当たり前になって来ると、企業に依存しないで働く人の人口も間違いなく増えていきます。
そうなると相対的に企業で働く人の数は減るので、まずブラック企業から潰れていきます。
またAIの進化により、今よりも圧倒的に業務効率は上がるので、必然的に労働時間は減少し、労働環境は改善されていきます。
そうなると多くの人はフリーランスのようなかたちで好きなことをして稼ぐことになっていきます。
そして少数派ではありますが、短い時間を企業に務めるサラリーマンとして安定した固定給を貰い、かつそれ以外にも自分の得意なことや好きなことで副収入を得るような人たちの地位か確立されていきます。
副業が本業に、サラリーマン業が副業になる
もしかしたら近い未来、本業と副業の概念が完全に逆転することだって起こり得るかもしれません。
フリーランスや独立して自分の事業を持つのがデフォルトになり、一部の人が今の副業みたいな感覚で限定的な時間だけサラリーマンで誰かに雇われて働く。
そうなってしまえばもはやサラリーマンを副業としてやるようなものです。
一部の信頼や信用を獲得した人のみが、サラリーマンとして自分の本業+αで安定的な給与を受け取ることができる。
そんな未来が来ないとも言い切れないと思います。
そうなれば今とは真逆で、自分の本業をしながらサラリーマンをしていることが、なんだかすごいことみたいな感じになりますよね!
「サラリーマンでいることが難しくなる=サラリーマンでいることの価値が上がる」
つまりはサラリーマンでいることがブランド化され、他者との差別化になる時代がきます。
事実、少し前は脱サラしてブログ一本で生活してますとか、アフィリエイトで食べてますみたいな人が自分をブランディングしてSNSで発信してプチインフルエンサーになっていました。
最近はむしろ、サラリーマンしながら○○やってますみたいな人の方がブランディングが強いと感じることも増えてきました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
サラリーマンであることを最大限生かして、それをブランド化できれば最高ですよね!
ただし、サラリーマンとして生き残っていくためには、何も考えずにぬくぬくサラリーマンをやっていてはダメです。
大切なのは、今後サラリーマンであること自体が難しくなっていく、少数派になっていくかもしれないということをしっかりと理解した上で、あえてサラリーマンを続けるという自覚をしっかりと持つことです。
現在、副業を初めてなかなか成功しないのと同じように、サラリーマンで安定して稼ぐことの難易度は間違いなく上がっていきます。
副業やフリーランスが実力主義であるように、サラリーマンも完全実力主義の時代に突入しようしているんです。
「サラリーマン=安心」という概念は捨て、他者との差別化ができるよにしていかなければなりません。
この記事が皆さんの何か参考になったならとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。